カモミールとひと口に言っても、ジャーマンとローマンという種類があります。
精油はカモマイル・ジャーマン、カモマイル・ローマンといいます。

同じキク科の植物で、花もよく似ていますが、学名の違う植物です。

matricaria-recutia左の写真は、カモマイル・ジャーマン。

中央の黄色い花心が丸く盛り上がっているのが特徴です。
りんごの様な香りのする花で、一年草です。

カモミールティーとして好まれて飲まれているのは、こちらのジャーマン種です。

カモミールティーは、安眠を誘うハーブとしても有名ですが口臭予防や、風邪予防の効果もあるそうです。
最近では、抗酸化作用、抗ガン作用もあると言われています。

カモマイル・ジャーマンの精油は、濃いブルーをしています。
このブルーは、カマズレンという成分の色です。

痒みや、炎症に効果があるため、アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎に使用される事が多いです。

chamaemelum-nobileこちらは、カモマイル・ローマンです。
ジャーマンと比較して、中央の黄色い花心は平たく、花の大きさも、一回り大きい。

ローマン種は、花だけではなく茎も香ります。
多年草です。

カモマイル・ローマン精油は、中枢神経を鎮静する作用があります。
深い悲しみやショックなどの精神面にも素晴らしい作用を表します。
誘眠作用もあります。

また心理的な要因を持つアトピー性皮膚炎にも効果が期待できます。

同じカモマイルという名前がついていても、色も香りも効能も、違う精油ですが
どちらも、大変高価な精油です。
購入する際も、使用する際も、どちらの精油を求めているのか、間違わないように選びましょう。